中国の清朝を舞台としたドラマ「宮廷の茗薇」を視聴し終えて、すでに見た方の口コミや感想から、私の感じたことを紹介していきたいと思います。
この記事では、ネタバレを含みますので、まだ見ていない方は、こちらのあらすじの記事をご覧ください。
イケメンが多い
「宮廷の茗薇」の口コミで一番多いのは、主演のワン・アンユーさんがカッコいいという声です。
ワン・アンユーさんは、まだ新人なので、他のドラマでもあまりお目見えしませんでしたが、さわやかなイケメンですよね。
第十三皇子のキャラクターにベストマッチしていました!
これからどんどんドラマに出演するでしょうから、楽しみにしたいと思います。
やっぱり、ドラマは主演がイケメンじゃないと、見るのが続かないですよね。
特に中国ドラマは、話数が長いのであまり好みではない俳優が出ていると、ストーリーがよっぽど面白くない限り、最後まで完走することができません(私だけ?)。
今回は、第十三皇子だけではなく、第四皇子、第十四皇子もイケメンなので、好みが人によって違ったみたいですね。
個人的には、やっぱり第十三皇子を推したいです。
性格も第四皇子のようにねちねちしていないし、第十四皇子のような影もなく、一途にヒロインを思い続け、ブレないところに好感が持てました。
小薇も3人の中から第十三皇子を選ぶなんて見る目がありますよね。
辮髪作品への抵抗感が薄れる
中国の清朝のドラマでは、必ず男性は辮髪という、後ろ髪を長く残して三つ編みして前から見るとスキンヘッドのような髪型ですよね。
日本で言うと、時代劇でちょんまげ姿になっているようなものなのですが、この髪型に抵抗感があって、辮髪作品が好きではないという方がたまにいるようです。
私は、あまり気にならないのですが、現代ドラマや武侠ドラマで見たイケメンが突然、辮髪で登場すると「わっ!」となってしまうこともあります。
ただ、「宮廷の茗薇」では、意外と辮髪がみんな似合っていたせいか、あまり気になりませんでした。
新人さんが多かったからという事もあるのかもしれませんが…。
口コミの中にも辮髪の抵抗感が薄れたと言っている方もいましたよ。
「宮廷女官若曦」と比べてしまう
「宮廷の茗薇」は、2011年に製作されたドラマ「宮廷女官若曦」のスタッフが再集結して作られたドラマとなっています。
そのためか、「宮廷女官若曦」と似ているところが多々あり、どちらのドラマも視聴している人からは、比べてみてしまうという声が多々上がっていますね。
もちろん、私もどちらも視聴済みですが、ストーリーの大筋はほぼ同じだけど、また違うドラマとして割り切ってみると、別に気にならないと思います。
逆に、比べてみると面白いという事もありますね。
同じ時代のフィクションだと歴史は一緒なので似てしまうのは仕方ないかなと感じます。
そして、タイムスリップするストーリーは中国ドラマでは十八番(オハコ)なので、2つのドラマに限ったことではないですよね。
他にも、ヤン・ミーさんが主演だった「宮(パレス)」も同じ九王奪嫡時代にタイムスリップする話でした。
それぞれのドラマで、ヒロインがカップルになる皇子が違うので、立場が違うとこう見えるのかと楽しむことができますよ。
中でも、「宮廷の茗薇」は第十三皇子と結ばれる話なので、皇位争いのドロドロ感はあまりなく、歴史をサラッと感じられる作品だと思います。
「若曦」や「宮(パレス)」は、もろ皇位争いに巻き込まれていましたので…。
ラストがきれいにまとめられててよかった
「宮廷の茗薇」のラストは、300年前の時代に皇太后となった徳妃に毒を盛られて死んでしまった小薇が現代に戻ってくるという流れでした。
300年前の時代で確執があった腹違いの姉である茗慧と和解ができたことで、現代に帰ってからも茗慧そっくりな上司と和解できました。
また、過去で結ばれなかった皇太子と小春の生まれ変わりの親友が現代で結ばたり、茗慧にそっくりな上司が第十四皇子そっくりな男性と結ばれて、最終的には、小薇も第十三皇子にそっくりな男性と運命的に出会い、エンド。
中国ドラマでは珍しく、とてもきれいなまとまり方でした。
皇太子や第十三皇子、第十四皇子の辮髪姿だけではなく、ちゃんと現代の姿も登場したことは、視聴者の心をつかむのに素晴らしい演出でしたよね。
後味が悪いドラマやラストまではこれでもかってくらい話を長引かせておいて、最終回はスピーディーという展開のドラマが多い中国ドラマですが、「宮廷の茗薇」は、ラストは良かったと思います。
「宮廷の茗薇」感想【まとめ】
今回は、中国ドラマ「宮廷の茗薇」の口コミから個人的に感じた感想を紹介していきました。
「宮廷の茗薇」は、康熙帝の晩年の時代に皇子たちが皇位を争った九王奪嫡に巻き込まれる現代女性の話を描いています。
ドラマとしての感想は、歴史の話というよりか、ヒロインの小薇が確執のある女上司と和解するために、300年前にタイムスリップして女上司に似た腹違いの姉との確執を取り除きにいったという話だったと思います。
過去に因縁がある相手とは、未来でもそれが残っているということなのでしょう。
また、嫌な同僚が第九皇子となって出ていたのに、それは話の流れにあまり関係していなかったのが、ちょっとおもしろかったです。
ただ、一番印象に残ったのは、康熙帝が「明蘭」の父親だったことで、「明蘭」では、長い物には巻かれろ的な小役人だったのに、全然違う立場の役だったことです。
口コミでも結構、その話題が出ていましたよ。
俳優さんは、様々な役柄で印象が違うのでそういう違いを見るのもドラマの醍醐味ですね。
「宮廷の茗薇」を見た後は、こちらの記事に出てきた作品も是非ご覧ください。
「宮廷女官若曦」と「明蘭~才媛の春~」は、U-NEXTで視聴可能ですよ。
「宮(パレス)~時をかける宮女~」は動画配信はありませんが、宅配レンタルで取り扱っています。
もちろん、他の2作品も宅配レンタル可能です!!
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