中国ドラマ「孤高の皇妃」は、中国ドラマでよくあるタイムスリップものに似ているけど、またちょっと変わった感じの時代劇となっています。
現代の女流作家がスランプに陥った時に、人生のうちに7回結婚したことがある女性の話を知り、それをもとに小説を執筆したという設定で、その小説の中の物語が「孤高の皇妃」となっているのです。
今回は、そんな「孤高の皇妃」の概要やキャスト、動画視聴方法を紹介します。
これから「孤高の皇妃」を視聴予定の方は、チェックしてみてくださいね。
中国ドラマ「孤高の皇妃」の概要
中国ドラマ「孤高の皇妃」は、2017年に製作され、中国で配信が開始されると1か月で22億回という再生回数をたたき出した大ヒット作品。
女流作家が執筆したという設定の物語が、「孤高の皇妃」のストーリーとなっていくわけですが、時代背景や見どころはどんなところなのでしょうか。
早速見ていきましょう。
時代背景
中国ドラマ「孤高の皇妃」の時代背景は、清朝の初代皇帝と言われているヌルハチの時代からホンタイジが清朝を興し、皇帝となる時代までとなっています。
清朝の時代のドラマは結構たくさん作られていますが、ヌルハチがまだバリバリの頃のものは少ないような気がします。
ヌルハチが登場する作品って、だいたいヌルハチが死ぬ間際から始まるホンタイジとかの作品が多いですよね。
「孤高の皇妃」は、生涯で7回結婚したと言われる歴史上の人物「北関老女」のブシヤマラとホンタイジに最も寵愛されたと言われるハルジョルを同一人物として描いた作品になっていますよ。
清朝ができる道筋も一緒に見ることができるので、歴史が好きな方にはかなり見ごたえがある作品だと思います。
見どころ
中国ドラマ「孤高の皇妃」は、人生で7回結婚したブシヤマラをモデルにした作品となっていますが、彼女の人生をたどりながら、清朝ができるまでの歴史を振り返れるところが一番の見どころ。
ヌルハチがどのようにして女真族最大の勢力となったのか、ホンタイジが兄たちを抑えて第二皇帝にまでなれたのはどのようないきさつだったのかなど、ドラマながら、史実に近い形になっていますよ。
また、主人公であるトンガの人生も三部に分かれていて、ブシヤマラ、歩悠然、ハルジョルという名で別の立場になりながら、彼女を取り巻く男性たちとの物語を描いているところも見どころだと思います。
史実では、女性の人生にスポットを当てるということもないので、フィクションだとしてもこうしてドラマの中に人生が映し出されると違う目線で時代を感じることができますね。
中国ドラマ「孤高の皇妃」のキャスト
中国ドラマ「孤高の皇妃」には、どんな俳優が出演しているのでしょうか。
早速、主要キャストを見てみましょう。
タン・イーシン
四川省遂寧市出身
出演作:「後宮の涙」「宮廷の諍い女」「三国志〜司馬懿 軍師連盟〜」
タン・イーシンさんって、「宮廷の諍い女」や「後宮の涙」の悪女のイメージが強い女優さんでした。
でも、「三国志~司馬懿 軍士連盟~」では、結構切ない役柄だったなぁ。
今回は、主役ということなので、とりあえず悪女ではないと思います。
また、「慶余年」の主人公のチャン・ルオユンさんの奥さんだって知りませんでした。
それとは関係ないと思いますが、「慶余年」も学生が書いた物語のストーリーだったから、物語の入りとしては今回の作品も似ていますね。
レイモンド・ラム
福建省廈門市出身
出演作:「賢后 衛子夫」
レイモンド・ラムさんは、中国名では「リン・フェン」というらしいです。
というのも、レイモンド・ラムさんは、香港の俳優養成所に通っていたらしく、中国でデビューする前に香港でデビューしていて、外国で活動するときの名前が「レイモンド・ラム」という芸名を使用しているみたいですよ。
レイモンド・ラムさんは、俳優のほかに歌手活動も行っていて、結構な数の曲を出しているそうです。
なんか、時代劇のレイモンド・ラムさんばかり見ているので、歌手活動をしているところは想像つかない…。
チャン・ルイ
遼寧省金州市出身
出演作:「紅楼夢」「新还珠格格」「隋唐英雄」
チャン・ルイさんは、日本に入ってきているドラマではあまり見ない俳優さんですが、この「孤高の皇妃」以外のドラマでも辮髪作品に出演していて、意外と辮髪が似合う好青年です。
これからもっとチャン・ルイさんの作品が日本に入って来ることを楽しみにしたいですね。
そのほか注目のキャストたち
他には、物語の後半で登場するドルゴンが「如懿伝」の第五皇子を演じたチュー・チューシアオさんだったり、ジルカラン役と現代の同僚役が「陳情令」の藍曦臣を演じたリウ・ハイクアンさんというこれから人気が出てくる俳優が出演していますよ。
女性陣も、タン・イーシンさん以外にもきれいな女優さんが出演しているので、そこにも注目してみてくださいね。
中国ドラマ「孤高の皇妃」のあらすじ
スランプに陥り、契約解除されそうになっている女流作家の歩悠然は、新しい物語を書くために同僚たちの協力を得て、人生で七人の夫に嫁いだと言われるトンガという女性の話を書くことに決める。
イェヘ部出身で「女真一の美女」と言われるトンガは、幼いころにヌルハチに父を殺され、ヌルハチの許嫁としてヘトゥアラ城で暮らしていた。
ヌルハチの許嫁と言っても本人のトンガにその気はなく、むしろヌルハチの息子で、同じ年代のチュエンやダイシャンと仲良くしていたのだった。
そこへ、トンガの叔母であるイェヘ部出身でヌルハチの側女モンゴの息子ホンタイジがたくましい青年となって現われる。
小さいころにしか会っていなかったホンタイジが、立派になった姿を見てトンガは驚くのだった。
たくさんの男性に囲まれ、女真一の美女だけあって、会う人会う人を虜にしてしまうトンガ。
これからの彼女の人生はいかに…。
中国ドラマ「孤高の皇妃」を見るには
明代後期から清朝初期までの時代を一気に描いた「孤高の皇妃」を見るには、どのような方法があるのでしょうか。
放送予定があるのか、動画配信はあるのか、調べてみました。
放送予定
中国ドラマ「孤高の皇妃」は、今のところ、テレビでの放送予定はないようです。
今後、放送する予定が出てきたらお知らせいたします。
動画配信サービス
「孤高の皇妃」の配信を行っているVOD(動画配信サービス)は、下記のとおりです。
・U-NEXT
・dTV
・SPOOX
・GYAO
・ビデオマーケット
・楽天TV
・Amazon Prime ビデオ
・クランクイン!ビデオ
・DMM
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気になる方は、こちらの記事もどうぞ。
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中国ドラマ「孤高の皇妃」キャスト&動画視聴方法【まとめ】
今回は、明代後期に建州女真をおさめていたヌルハチの時代から清朝を興したホンタイジの時代までを過ごしたトンガという女性の人生を描いた作品「孤高の皇妃」の概要やキャストなどを紹介しました。
トンガという女性は、34歳という若さでこの世を去りましたが、その短い人生の中で7人の夫に嫁いだと言われています。
また、後の順治帝の母である孝荘文皇后の姉でホンタイジの側室になったハルジョルは、26歳でホンタイジに嫁ぎ、33歳という若さでこの世を去っています。
そんな2人をモデルにした人物が「孤高の皇妃」の主人公となっていますよ。
是非、トンガの一生と共に清朝ができてくる歴史も感じてみてくださいね。
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