あの時代のあの妃に似てる?「長安 賢后伝」感想

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宮廷ドラマ

最近注目している中国俳優チョン・イーさんが出演しているということで視聴し始めた「長安 賢后伝」をやっと視聴し終えました。

この作品は、架空の国の時代劇として位置付けられ、2019年に配信、全61話とかなり長い作品です。

この記事では、「長安 賢后伝」を視聴し終えて、これはあの時代のあの妃をモデルにしたのね。と妙に納得してしまった個人的感想を紹介しています。

興味がある方はぜひ最後までお付き合いください。

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時代背景は「五代十国時代」⁉︎

「長安 賢后伝」の時代背景は「五代十国時代」をモデルとしていると言われています。

五代十国と言われてもあまりピンとこないのですが、唐が滅亡してから宋が再び中国統一をするまで続いた争乱の時代のことなんですね。

「長安 賢后伝」では盛州・雍臨・西斉の三国がお互いに牽制し合って戦が続く様子が描かれ、最終的に盛州が全てを制圧し大晟国という国を作り上げていますよ。

そもそも架空の国設定ではありますが、そのような戦乱の世の感じは「五代十国時代」がモデルと言えるのかな。と感じます。

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清朝初期のエピソードにそっくり⁉︎

だけど、全てを視聴し終えて考えてみると、この話はめちゃくちゃ清朝初期の時代にそっくりと言うことがわかりました。

ヌルハチが後金のハーンになり後の清朝の礎を築き、嫡子だったドルゴンが後継になる予定だったのにその兄ホンタイジの計略によって母は殉死させられ、皇位も奪われ、さらに相思相愛だったブルムダイまで奪われてしまう…

また、ホンタイジの正室はブルムダイの叔母だったとか姉が後から側室になるとか似ていることが多いですよね。

さらに、子どものフリン(順治帝)が、貴妃が死んでしまったことで精神的にやられてしまい、天然痘にかかって早死し、まだ幼子であった康熙帝が祖母の手助けのもと皇帝に即位する…まさにこの作品の話とそっくりです。

ここまで話が被っているともう間違いないと確信してしまいました。

ここに来るまで確信しなかった鈍感な私ですwww

途中まで、主人公である賀蘭茗玉と蕭承煦が結ばれることを期待していたのですが、ドルゴンとブルムダイがモデルなのであれば、そんなことあるわけないんですよね…残念。

ホント、チョン・イーさんは悲運なヒーロー役が似合ってしまう俳優さんなのね。

「長安 賢后伝」に似ているドラマ

と言うわけで、この「長安 賢后伝」のストーリーに似ている清朝のドラマを紹介したいと思います。

「長安 賢后伝」は王でいうと4代に渡る話だったので、全ての話を網羅しているドラマは少ないですが、いくつか取り上げてみますね。

皇后の記(2014)

まずは、「皇后の記」。まさに、今回の「長安 賢后伝」のように一人の女性(孝荘文皇后)の生涯を描いた作品。

ちょっと淡白なイメージのあるドラマです。私は見始めましたが途中で挫折してしまいました…機会があれば見直してみたいです。

「長安 賢后伝」とかなりストーリーが被っていて、康熙帝が即位するところまで描かれている作品となっています。

孤高の皇妃(2017)

そして、ちょっとテイストが変わる「孤高の皇妃」。

こちらは、脚本家の女性が自分の書いている作品の中に入ってしまうという一風変わっているけど、中国ドラマによくありがちな設定。

主人公は、ブルムダイではなく、トンガという別の女性です。

なので、ちょっと「長安 賢后伝」とは違った人間関係になっているかと思います。

ただ、清朝のドラマとしては中々面白かったので、おすすめですよ。

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王家の愛-侍女と王子たち-(2018)


そして、「王家の愛-侍女と王子たち-」も主人公が侍女なので、ラブストーリーとしては「長安 賢后伝」の人間関係とは被っていませんが、最初の皇位争い部分が似ている作品です。

こちらも詳しい記事があるので、こちらもあわせてどうぞ。

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皇貴妃の宮廷(2015)

最後に「皇貴妃の宮廷」。この作品は、順治帝時代がメインのドラマなので、「長安 賢后伝」でいう後半部分に似た作品

女性たちのドロドロ感が好きな方は楽しめる作品だと思います。

 

少し古い作品ばかりになってしまいましたが、全て辮髪の作品となっていて、イケメンがあまりイケメンに見えない残念な感じは否めない作品たちです。

それに比べて、今回の「長安 賢后伝」は、辮髪じゃないだけで見やすさが全然違うと感じたのは私だけでしょうか…

「長安 賢后伝」のように、清朝の時代のストーリーを架空の国に置き換えて辮髪じゃないイケメンが出てくるドラマが増えると個人的には嬉しいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、「長安 賢后伝」の視聴を終えて、清朝の孝荘文皇后の生涯に話が似ている!と感じたことを紹介しました。

きっと「長安 賢后伝」を視聴して、同じように感じた方もいらっしゃったと思いますので、この記事を読んで、共感を得ていただければ幸いです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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