中国ドラマを見ていると、日本との違いに少し戸惑ってしまうことがありませんか。
歴史ドラマよりは少ないですが、現代ドラマでも文化や習慣の違いが出てきますよね。
そんな時、事前情報があると戸惑うことが少なく、こういうものかと安心して視聴することができます。
この記事では、中国ドラマと日本のドラマの違いについて4つあげてみましたよ。
中国ドラマを見る際に、是非参考にしてみてくださいね。
オープニングとエンディングにストーリーが…
中国ドラマは、現代ドラマに限りませんが、すべての撮影を終えてから放映するという方式でドラマを制作します。
日本だと、放映開始前にクランクアップしていることなんてドラマでは考えられませんよね。
逆に中国人から見ると、日本の撮影方法が信じられないようで、一時、日本でコロナ禍のせいでドラマの撮影が遅れ、一週遅れで放映されることになった時は、驚いたそうですよ。
話は戻りますが、中国ドラマは、全部の撮影を終えてから放映するため、オープニングとエンディングにすでに撮り終えた映像を流すことが多いのが特徴です。
場合によっては、結末までが見えてしまうものもあるため、最後がどうなるか知りたくない人は、オープニングとエンディングは見ないようにした方が良いと思います。
ちなみに、私も早送りをしてみるタイプです。
やっぱり最後がどうなるかまでは知りたくないですよね。
血縁のつながりが深い
また、中国ドラマを見ていて、ものすごく感じるのは、血縁のつながりをとても大事にするということです。
それは日本でも同じと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、日本どころではありません。
日本では「親離れ、子離れを早くしなさい。」などとよく言われますが、中国ドラマでは、「親離れ、子離れ」なんていう言葉が無いくらいお互いに依存していますよ。
中国の方に聞いた話では、子どもの頃から英才教育を行うのが当たり前で、皆子どものためにたくさんのお金を使い、いい大学やいい仕事に就くために最大の努力を、祖父母を含めて家族で行うそうです。
そうして、いい大学に入り、就職した暁には、子どもがその恩返しをするというのが、普通の考えのようです。
なので、親の言うことにはあまり逆らえないというのが、実情なのでしょう。
中国ドラマでは、日本とは違う血縁関係に少し戸惑ってしまうことがあるので、そこは文化の違いと思って受け止めてくださいね。
プロポーズは大勢の前で跪く
そして、私が一番驚いたのは、プロポーズの時に片足を跪いて指輪を出して告白するということです。
中国圏の方は、プロポーズは一大イベントのようで、いろんなサプライズを考える方が多いようです。
また、大勢の方に祝ってもらいたい人が多く、たくさん人を集めて、その中で大々的にプロポーズを行ない、成功したら周りの人に祝福をしてもらうというのは、普通のことのようです。
もちろん、すべての人がそうではないですが、2人きりのときも跪くのは必須みたいですよ(ドラマの中では…)。
こんな告白をされたら、断りにくいですよね…笑。
でも、中国人は感情表現がストレートなので、そのような告白にも慣れているのかもしれません。
中国ドラマの中のプロポーズは、とても見ごたえがありますよ。
大学は全寮制
他には、中国ドラマで大学時代を描いているものだと、日本との違いは明らかです。
日本では大学生はだいたいがひとり暮らしをしているイメージですが、中国では、全寮制のことが多く、大学に併設されている学生寮に住みます。
その寮は、2段ベッドが2つあり、4人部屋のことが多いと思います。
なので、大学生恋愛のドラマの場合、寮の登場率が高く、そこでの恋愛模様が描かれることが大半です。
実際に、中国の留学生が日本に来ると、その生活の場所の違いに衝撃を受けるそうです。
日本にはプライバシーとプライベートがある!!と…。
確かに、ドラマを見る限り、プライベートはベッドの上だけという感じがしますね。
まとめ
今回は、中国ドラマを見始める前に知っておくとよい4つのことを紹介しました。
やはり、国が違えば習慣や考え方などが違うので、日本と異なる部分も出て来ます。
でも、またそこが良かったり、何本か見ているうちにその違和感もなくなってきます。
中国はそんな文化なんだと受け入れられるようになりますよ。
また、新しく、中国の習慣に触れると嬉しくなったりもします。
これから中国ドラマを見始める方も、中国の文化や習慣に触れ、新しい発見をしてみてくださいね。
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