本物の夫婦が共演することで話題となった2015年製作2018年放送の「王家の愛-侍女と王子たち-」(全40話)。
この記事では、中国歴史ドラマで「王家の愛-侍女と王子たち-」の時代背景やキャストなどを紹介しています。
話題の歴史ドラマ「王家の愛-侍女と王子たち-」を視聴したい方は、どこで視聴できるかも案内していますので、チェックしてみてくださいね。
中国ドラマ「王家の愛-侍女と王子たち-」の概要
それではさっそく、中国ドラマ「王家の愛-侍女と王子たち-」の、時代背景はいつ頃なのか、見どころはどこらへんにあるのかということに迫ってみましょう。
時代背景
「王家の愛」の時代背景は、清朝ができる前の女真族の大ハン「ヌルハチ」が後金をおさめていた時代になります。
その後、ホンタイジが第2代皇帝となり、清朝を興しますが、「王家の愛」では、後金と他の部族たちとの闘いに巻き込まれていく女性を主人公にしていますよ。
まだ、清朝ができる前のホンタイジが即位してから、ホンタイジの治世の前半の頃の話になりますね。
見どころ
「王家の愛」では、歴史上で実在の人物が多く登場してきますが、歴史的に真実の部分とフィクションの部分が混在しており、比較しながら見てみると面白いですよ。
特に、ホンタイジが後継者となり即位しますが、その過程に疑惑が向けられ、争いが起こるというストーリーは、なんとなく雍正帝が即位する過程に似ているような気がします。
実際は、ホンタイジが大ハンになることは当時の四大王と四小王の八旗から話し合いで選ばれているので、そこは九王奪嫡と似せているのかなと感じました。
他には、やはり実生活で夫婦の二人が主演ということで、二人の息の合った演技に注目してほしいです。
二人が一途に思い合っているところも実生活と重ね合わせてしまいますね。
中国ドラマ「王家の愛-侍女と王子たち-」のキャスト
中国ドラマ「王家の愛」では、本当の夫婦が共演したことで話題になり、主演の2人が注目されていますが、そのほかのキャストも含めて見ていきましょう。
ドゥ・ルオシー
遼寧省瀋陽市鉄西区出身
出演作:日本に輸入してきているドラマはあまりないようです。
ドゥ・ルオシーさんは、上海戯劇学院学科に入学していましたが、もともと俳優で生計を立てようとは考えていなく、そのころアイドル的な俳優だったアンディ・ラウさんと共演したいという夢をもっていただけだったそうです。
でも、なんだかんだで女優として成功をし、2013年にイエン・イークァンさんと結婚をしています。
イエン・イークァンさんとは、多くのドラマで共演をしていますが、実は共演がきっかけでお付き合いが始まったわけではなく、偶然、空港で出会ったことがきっかけでお付き合いが始まったのだとか…。
こんな有名な2人が空港で偶然出会うなんて、まさに運命ですね。
また、ドゥ・ルオシーさんは、中国でも少数民族である回族だそうで、少し顔立ちが漢族の方と違うのは、そのせいかもしれません。
今回の「王家の愛」でも草原の少女を演じるには適している顔立ちでしたよね。
イエン・イークァン
上海市静安区出身
出演作:「隋唐演義 〜集いし46人の英雄と滅びゆく帝国〜」「三国志~趙雲伝~」
イエン・イークァンさんは、よく義侠心の強い役柄でドラマに出演している印象の俳優さんです。
特に「水滸伝」では、人気の高い燕青役を演じ、日本でも一気に知名度をあげた俳優のひとりですよね。
ただ、このドラマを見るまで奥さんがドゥ・ルオシーさんということを知りませんでした。
ドゥ・ルオシーさんが出演しているドラマがあまり日本に輸入されてないからかもしれませんが…。
ドラマ撮影中は、常にドゥ・ルオシーさんを見守って、冷たい水に入るシーンでは、ずっと奥さんを抱きしめて温めていたというほほえましいエピソードもありました。
実生活でも素敵な夫婦ですね。
フー・ダーロン
甘粛省天水市出身
出演作:「隋唐演義 〜集いし46人の英雄と滅びゆく帝国〜」「昭王~大秦国の夜明け~」
フー・ダーロンさんは、もう煬帝のイメージしかないくらい、いやらしい役が似合う俳優さんです。
「隋唐演義」も「昭王」も途中で見るのを挫折してしまいましたが、フー・ダーロンさんの印象だけは強く、忘れられませんでした。
あれだけ笑顔がいやらしい感じで出せるのは、ベテランゆえの演技なのでしょう。
今回の作品でもその笑顔は健在でなかなかいい味を出していましたね。
また、フー・ダーロンさんは、満族という少数民族で、まさに清朝を興した女真族の末裔ということなので、今回の作品にははまり役でした。
たくさんの后妃の中で一人の妃であるハルジョルを寵愛するという情のある姿にも注目したいですね。
リウ・チエンハン
広西壮族自治区出身
出演作:「射鵰英雄伝レジェント・オブ・ヒーロー」
リウ・チエンハンさんは、何年生まれか公表していないため、何歳かよくわかりませんが、たぶんドゥ・ルオシーさんと同じくらいなのでしょう。
射鵰英雄伝では、包借弱の役を演じていたので、少し年齢が高いのかもしれませんね。
そのほか注目のキャストたち
そのほかにも「月に咲く花の如く」に呉沢役で出ていたチャン・ティエンヤンさんがドルゴンの弟のドド役だったり、同じく「月に咲く花の如く」や「宮廷の諍い女」に出ていたワン・メイシーさんが、ホンタイジの側室役で出演していますよ。
最初のころにいなくなっちゃいますが、ドルゴンの兄アジゲを演じた役者さんもどこかで見たことある顔でした。
そして、ホンタイジの妃たちはキレイな人ばかりです。
個人的には、ハルジョルが一番好きな顔ですが、ジェルジェルも普通に美しい方でしたよ。
そんな女優達にも注目して視聴するのも楽しいですね。
「王家の愛-侍女と王子たち-」のあらすじ
草原の競り馬に参加したことによって親交を深めたドルゴンとスマラ。
その後チャハル部の侵略により、家族をなくしたスマラは、ホルチンの姫ブムブタイの侍女となる。
ブムブタイは、ホルチン部の援護に来たドルゴンに恋をし、結婚することを願うが、もう一歩で結婚というところで、ドルゴンに拒否されてしまう。
なぜなら、ドルゴンは記憶喪失になっていてスマラとブムブタイを勘違いしていたからだった。
大福晋にはスマラを迎えたいと思っているドルゴンは、一途にその思いを貫き通すが、スマラは、ブムブタイの気持ちを考え、迷いに迷い、結局、政略結婚でホンタイジに嫁ぐブムブタイの側仕えとして後金に行くことを選択する。
ブムブタイの侍女でありながら、いつかはドルゴンと一緒になる事を願っているスマラだったが、ブムブタイがわがままでホンタイジの相手をしないことがきっかけとなり、侍女であるスマラが罪をかぶり、苦役を強いられることに。
ドルゴンは何とかしてスマラを助けようとするが…
中国ドラマ「王家の愛-侍女と王子たち-」を見るには
中国ドラマ「王家の愛-侍女と王子たち-」はテレビで放映されているのでしょうか。
また、動画配信サービスだとどこで視聴可能なのか、調べてみました。
放送予定
残念ながら、現在はテレビ放送はされておらず、今のところ、放映予定もないようです。
また、新しい情報が入り次第更新したいと思います。
動画配信サービス
「王家の愛-侍女と王子たち-」の配信を行っているVOD(動画配信サービス)は、下記のとおりです。
また、宅配レンタルでも取り扱いがありますので、DVDで視聴したい方は、そちらをご利用ください。
・TSUTAYA DISCAS
・DVDを楽しむならDMM!
・ゲオ宅配レンタル
DVDも販売中
中国ドラマ「王家の愛-侍女と王子たち-」は、DVDも発売中です。
中国ドラマ「王家の愛-侍女と王子たち-」キャスト&動画視聴方法【まとめ】
今回は、夫婦共演で話題になった中国ドラマ「王家の愛-侍女と王子たち-」の時代背景やキャスト、動画視聴方法などをまとめて紹介しました。
「王家の愛」は、清朝の前身となる後金を舞台に後継者争いや部族間の争いに巻き込まれていく少女と後金の王子ドルゴンの物語となっています。
歴史ドラマが好きな方におすすめの作品ですよ。
ぜひ視聴してみてくださいね。
コメント